西中 拓史・STUDIO CROSS
普段は企業や個人の方からのご依頼をいただいて映像制作をしています。子どもの頃から映画が好きで、大学では映画制作を学びました。その後色々な仕事をして、テレビ局やドローン空撮会社で働き、現在はフリーランスとして活動しています。
結婚を機に取手に住み始めました。基本的には自宅などで映像編集の仕事をしつつ、撮影の時はその都度現場に赴いています。映像制作の中でドローンを飛ばすこともあるので、時々ドローンの操縦練習をするのですが、取手は都心に比べてとても練習しやすいですよね。
今は仕事のスケジュールを自分で決められるので、落ち着いている時などは子どもの保育園の送迎にも行けて、生活の質としてはとても満足しています。会社員時代に比べると子どもと過ごす時間も増えました。
コロナ禍で時間ができたときに、映画やアニメ、漫画を見て過ごした方もたくさんいらっしゃると思います。芸術はなくても生活していけるかもしれないですが、心の豊かさには大きな影響を与えていると思います。
そういった意味で、芸術やエンターテイメントは大切だと思いますし、そういった活動に携わっている方たちがより活動しやすい社会になってくれることを望んでいます。また僕自身は、見た人の心深くに届く映像を作りたいと考えています。
普段、取手以外の場所で映像制作をする機会が多いので、今後は取手市内や近郊での案件が増えるといいなと考えています。そしていつか、取手で映画を作りたいなと思います。
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西中 拓史・STUDIO CROSS
西中 拓史
2010年、大阪芸術大学映像学科を卒業。卒業制作「APE」が、なら国際映画祭、清水映画祭、うえだ城下町映画祭など多数の映画祭で大賞や観客賞を受賞。
2011年には河瀨直美監督の呼びかけで制作された東日本大震災復興支援プロジェクト「3.11 A Sense of Home Films」に監督の一人として参加。このプロジェクトには、ビクトル・エリセ、ポン・ジュノ、アピチャッポン・ウィーラセタクンなど、世界的に著名な映画監督達も参加している。
2012年には表現映像「SUNDAY」を8mmフィルムで制作。この作品で撮り下ろした映像は、リドリー・スコット監督が製作総指揮を務めた「JAPAN IN A DAY[ジャパン・イン・ア・デイ]」にて使用された。
2014年に制作した短編映画「サルビア」は自主制作としては異例の16mmと8mmフィルムによって撮影され、17の映画祭や上映会で上映された。
現在はフリーランスとして、多方面で映像制作を行っている。